FC2ブログ

Gitanjali14-2

Day by day thou art making me worthy of the simple, great gifts that thou gavest to me unasked---this sky and the light, this body and the life and the mind---saving me from perils of overmuch desire.
日に日に「あなた」は「わたし」をシンプルな価値へとつくり替えてくださいます。
「あなた」は「わたし」に偉大な賜物を与えてくださいます。その賜物とは、この空と光、肉体と命、そして心です。その賜物を「あなた」に望む必要はありません。望まなくても与えて下さいます。
「あなた」はこうして、「わたし」を過度の欲望の危険から救い出してくださるのです。

試訳
この空と光、肉体と命、そして心は、
望まなくても与えてくださる、シンプルで偉大な賜物なのです。
日に日に わたしをこの賜物にふさわしいものへと作り替え、
過度の欲望の危険から 救い出してくださいます。

gitanjali 14-1

My desires are many and my cry is pitiful, but ever didst thou save me by hard refusals; and this strong mercy has been wrought into my life through and through.
「わたし」の欲望はとめどもなく湧き起り、きりがありません。「わたし」の欲望は「わたし」には制御できないのです。どうにもならない自分の想いに困り果て、惨めに泣き叫ぶしかありません。そんなわたしをいつも救い出してくださるのは「あなた」です。わたしの欲望を強く拒否し、欲望の連鎖を断ち切ってくださいます。「あなた」の拒否は、大きな憐れみでした。わたしを救うための拒絶なのです。「あなた」の拒絶は「わたし」の命に働きかけているのです。

試訳
わたしの欲望はきりが無く、制御できない自分自身を見て、わたしは惨めに泣き叫びます。
そんなわたしを あなたはいつも 強く拒否することで、救い出して下さる。
あなたの大きい憐れみが わたしの命に働きかけたのです。

Gitanjali 13-8

第13篇

わたしが 歌おうとした歌は、今日の今日まで 歌えないままでいます。
わたしは 楽器の弦を 張ったり、外したりして 毎日を過しました。
時は熟さず 言葉は整わない。心には 望むことの苦しみが あるばかりです。
花は いまだに咲きません。
ただ風ばかりが ためいきをつきます。
わたしは まだ主の顔を見ることがなく、主の声は聞こえません。
わが家への道を歩く 優しい足音が 聞こえただけでした。
主の座を準備したただけで、 長い一日は過ぎ去ってしまいました。
主をお招きすることはなく、ランプは灯すことがありません。
主に逢いたいと望みながら わたしは 生きているのです。
しかし お逢いできる日は いつのことでしょう。

Gitanjali 13-7

13-7 I live in the hope of meeting with him; but this meeting is not yet.

主に逢いたいと望んでいます。
わたしの人生の目的は主に逢うことなのです。
しかし主に逢う望みは叶いません。
きっと逢うことはないのでしょう。

試訳
主に逢いたいと望みながら わたしは 生きています。
しかし お逢いできる日は いつのことでしょう。

Gitanjali 13-6

13-6 The livelong day has passed in spreading his seat on the floor; but the lamp has not been lit and I cannot ask him into my house.

朝から一日をかけて主の座られる場所を誂えました。
でもそこにランプを灯すことはありません。
主をここにお招きすることはないのです。

試訳
主の座を設けたのですが、 長い一日は過ぎ去ってしまいました。
ランプは灯すことなく 主をお招きすることができません。

Gitanjali 13-5

13-5 I have not seen his face, nor have I listened to his voice; only I have heard his gentle footsteps from the road before my house.

わたしは主の顔をまだ見たことがありません。
主の声を聴いたこともありません。
こんなに会いたいと望んでいるのに、どうして「あなた」に会うことができないのでしょう。
耳を澄ますと優しい足音が聞こえてきます。
わが家に向かう優しい足音が聞こえてきます。

試訳
わたしは まだ主の顔を見ず 主の声は聞こえない。
わが家への道を歩く 優しい足音が聞こえただけ。

Gitanjali 13-4

13-4 The blossom has not opened; only the wind is sighing by.

わたしの花はいまだ咲きません。
心の中には風が吹いています。
風がためいきをついているのです。

試訳
花はいまだ咲かない。ただ風ばかりが ためいきをつく。

Gitanjali 13-3

13-3 The time has not come true, the words have not been rightly set; only there is the agony of wishing in my heart.

わたしの時が来ません。
言葉も整理できません。
心で「あなた」に歌うことを望んでいるのに、その望みはかないません。
望みは苦しみとなるばかりです。

試訳
時は熟さず 言葉は整わない。心には 望むことの苦しみが あるばかりです。

Gitanjali 13-2

13-2 I have spent my days in stringing and in unstringing my instrument.

歌を歌えないわたしは、準備をするしかありません。
朝起きて楽器の弦を張りながら、歌う準備をします。
夜は今日もまた歌えなかった悲しさを噛みしめて弦を緩めます。
そんな毎日が続いていました。

試訳
わたしは 楽器の弦を 張ったり、外したりして 毎日を過しました。

Gitanjali 13-1

13-1 The song that I came to sing remains unsung to this day.

「わたし」は「あなた」のために歌を歌いたいと思っていました。
その歌を作り、歌を歌う準備をし、いつでも歌えるようにしてきました。
でもその歌は歌うことができないままなのです。

試訳
わたしが 歌おうとした歌は、今日の今日まで 歌えないままでいます。