FC2ブログ

Gitanjali 11-1

11-1 Leave this chanting and singing and telling of beads!
Whom dost thou worship in this lonely dark corner of a temple with doors all shut?
Open thine eyes and see thy God is not before thee!

 「わたし」は訴えています。相手は誰なのでしょう。その相手は扉を閉め切った寺院の中にいます。誰もいない暗く寂しい礼拝堂の片隅で一心に祈っています。この人はだれに向かって祈っているのでしょう。神は貧しい人、賤しい人、破滅した人のところにおられ、ここにおられないことを知っています。それが分かっているのに、このだれもいない礼拝堂で祈っています。神を賛美する聖歌も、心を合わせた合唱も、救いを求める祈りも何のためにしているのか分からなくなってしまいます。「わたし」が叫んでいるこの相手は「わたし」自身なのかも知れません。神はこんなところにいないことを自分自身に言い聞かせ、自分自身に理解させようとしているのではないでしょうか。

試訳
祈りをやめ、聖歌をやめ、数珠を離してしまおう。
扉を閉め切った寺の 暗く寂しい片隅で お前は 誰を拝んでいるのか?
眼を開け 見よ! お前の前に 神はいない。
スポンサーサイト