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ギタンジャリ20

ギタンジャリ20篇です。

蓮の花が咲いた日、
ああ わたしの心には迷いがありましたが それに気づいていませんでした。
わたしの篭は 空っぽで 花に気を留めていませんでした。
わたしは悲しみに襲われていました。またその感情が湧き起ります。
夢から覚めると、南風の中に甘い 不思議な香りが漂っていました。
そのほのかな甘さは わたしの心があこがれにも似たもので、心が締め付けられます。
この夏の熱い息は、厳しい夏が終わりを探しているかのようです。
その時 わたしは知りませんでした。
その花がそんなに近くにあり、しかもわたしのものだとは夢にも思いませんでした。
このとても甘い香りは わたしの心の奥深くで開花したものだったのです。


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蓮の花が咲くのはまだひと月以上先になるでしょうか。
蓮は音を立てて開くと言われています。(「ポン」という音ではないそうですが)
開花する瞬間に出くわすと、何かの扉が開いた気がするかもしれません。

自分の心の奥深くに眠っていたものも、一緒に開花するかのように
自分のことで、何かに気づかされるのです。

自然の中で静かに眺めているだけのことであっても、
自分の心の中と、外との出来事がどこかで一致して、
何か力をもらうことが結構ありそうな気がします。
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赦す一瞬


高山貴久子(こうやまきくこ)さんという方の「赦す一瞬」という詩がなんだか心に引っ掛かっています。

特に最後の部分
起こしてしまったことを
責めることは当たり前のようだけれど
起こしてしまったことを
赦す一瞬は
永遠にかえてあまりある

という部分です。

わたしたちはとにかく相手の失敗を責めてしまいます。
そんな時、とにかく一瞬たりとも赦すことはできないと頑なになってしまうのですが、
一瞬でいいから相手を赦してみるということが必要なのかも知れません。
失敗を赦すことはそれほど大したことではないはずなのですが、
その簡単なことがなかなかできないという、
小さな自分を思い知らされる箇所でした。


いつも訪問してくださってありがとうございます。
最近なんだか忙しくって、更新が滞ってしまいました。
ゆるゆると更新することになるかもしれませんが、よろしくお願いします。