FC2ブログ

Gitanjali14-5

第14篇です。

わたしの欲望はきりが無く、制御できない自分自身を見て、わたしは惨めに泣き叫びます。
そんなわたしを あなたはいつも 強く拒否することで、救い出して下さる。
あなたの大きい憐れみが わたしの命に働きかけたのです。
この空と光、肉体と命、そして心は、
望まなくても与えてくださる、シンプルで偉大な賜物なのです。
日に日に わたしをこの賜物にふさわしいものへと作り替え、
過度の欲望の危険から 救い出してくださいます。
わたしは時に物憂げに佇んでいたかと思うと、突然起き上がり、
慌てて目標を探しだすようなことがあります。
しかしそんな時、あなたは残酷にもわたしの目の前からいなくなってしまいます。
日毎、弱々しく不確かな願いを拒絶することで、あなたはわたしを危機から救い出してくださいます。
それは、あなたが完全に受け入れることができるようになるためなのです。
スポンサーサイト



Gitanjali 12-5

12-5 My eyes strayed far and wide before I shut them and said `Here art thou!'

「あなた」を見つけることができるのでしょうか。眼をどんなに凝らしても「あなた」の姿は見えません。歩き回っても見つかりません。「わたし」の中におられるのですから、「あなた」を直接探しだそうとしても見つかりません。「わたし」の本質を見つけてこそ、その中に「あなた」の姿を見つけることができるのです。「わたし」の本質とはどこにあるのでしょう。
眼を閉じて静かに座り、自分の心の中を調べていくと、自分の本質が見えてきました。そして、その中に「あなた」がおられたのです。
あなたが見つからず、わたしの眼は遠くをさまよっていました。

試訳
眼を閉じて初めてわかりました。「あなたはここにおられた!」のです。

Gitanjali 12-3

12-3 It is the most distant course that comes nearest to thyself, and that training is the most intricate which leads to the utter simplicity of a tune.

この長い旅路は、自分自身を知るための旅だったのです。自分自身のことは一番よく知っているようにも思うのですが、実は何も知らないのです。自分自身に何ができて何ができないのかすら分かっていません。できないと思っていたことは単にやりたくなかったことで、やってみようと思ったらできてしまったという経験があるはずです。何に興味を持っているのかも知りません。まったく興味がないと思っていたことをちょっと調べてみたら、その面白さに寝食を忘れて取り組んだと言う経験があるはずです。何が好きで、何が嫌いかも分かっていません。好きなものはそのものではなく、周囲の雰囲気であったり、スパイスだったりします。嫌いなものはあるものを連想してしまうからということも多いはずです。自分のことが一番分からなかったりするのです。
人間はつねに揺らぎをもっていて、シンプルなことを同じように続けるというのはとても難しいことです。音もまた、シンプルな音を美しく響かせるためには厳しい訓練が必要になります。弦を爪弾き余韻を響かせるだけ、管に息を送り込みリードを震わせるだけのことなのですが、その音を美しくするために音楽家は努力をします。
人生は100m競争のようなわけにはいきません。全速力で10秒走って終わりではなく、ゆっくりゆっくりと、歩み続けるようなシンプルさなのです。

試訳
あなた自身に近づく道は一番遠い旅路であり、
シンプルな音を出すためにはとても厳しい訓練が必要です。

30聖書は生きるための教科書②


そんな失敗ばかりの人間であっても神さまは見捨てたりはしません。聖書の中の失敗ばかりする人間に対してもいつも神さまは手を差し伸べ、優しく接してくださっていることが分かります。わたしたちの実生活の中であっても、神さまがどのようにしてわたしたちに接しているかを深く考えてみると、いつもわたしたちに寄り添ってくださっていることを知ることができます。どんなに辛いときでも、わたしたちが倒れてしまわないように支えてくださっているのです。
神さまはどんなに罪を犯しても赦して下さいます。人を唆して、その人を神さまから引き離そうとすると、神さまは怒りを発しますが、そうでなければ神さまはすべてを受けれてくださっています。神さまに祈り求めたことはすべて聞き入れてくださっています。
聖書は単なる読み物ではありません。生きるための教科書なのです。実際に生きる上で必要なことが書かれており、教科書から学び、実生活に生かすことによってわたしたちは生きることができるのです。
<第30話終わり>

よかったらこちらにもお寄りください
yahooブログ「いちじくの木の下で」

にほんブログ村 聖書・聖句